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北海道胆振東部地震 災害復興 柴燈護摩

令和元年6月12日(水)登別:瀧泉寺において

昨年9月6日、北海道胆振東部における大規模地震が発生致しました。災害によって尊い命がうばわれ、甚大な被害をもたらし、今なお多くの方が避難生活を強いられております。我々真言僧侶として一念の柴燈護摩を修し、一日でも早い復興をと祈願させていただきました。

復興成就の願文を奉読させていただきました。

柴燈護摩:宗祖・弘法大師の孫弟子にあたる理源大大師・聖宝が、 日本七霊山の一つ大和峯山で修行中に柴を集めて護摩を焚き、 毒蛇を退治したことが始まりとされています。
修験道独自の護摩儀礼。野外に護摩木や藁(わら)などを積み上げ,そこへ仏菩薩を招き点火する。その火により修験者の煩悩を焼き尽くすとともに,天下国家安穏,家内安全,五穀豊穣などを祈願する。修験者自身の修行として行う場合もあれば,寺院の年中行事のとき,あるいは信徒の諸祈願にこたえる場合にも勤修される。護摩木は人間の煩悩をあらわし,その護摩木を井桁に積み上げるのは,人間の罪垢が井戸のように深いからであるともされる。

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