真言寺について

【真言寺略史】

当巌望山真言寺は昭和2年8月に大師信仰に情熱をもやした数名のご信者の方々が、現在の宮前町である巌望岩の山懐に抱かれた聖地に、尊い浄財を集め弘法大師尊像を安置し、大師堂を建立された。その年を開創とし、士別より初代大久道隆和尚を招き、同年11月1日に真言宗遠軽教会所として公認。昭和8年に真言宗智山派遠軽教会所として公認され、昭和23年8月に巌望山真言寺として寺号公称認可。昭和29年には宗教法人としての認証を受ける。

昭和53年「若い時の苦労は買ってでもせよ」との格言を残し、まさに苦節と辛抱を重ねた初代道隆和尚が遷化。のち二世憲恒和尚代にて、本堂、庫裡の改築、納骨堂新築、駐車場の購入等、寺院整備を完遂。平成27年4月1日に大本山川崎大師平間寺より黒田大真(3代目現住職)師を招き、現在に至る。

今もなお遠紋地域における弘法大師信仰の拠り所とし、「厄除け大師」としての初大師護摩修行、町内恒例行事としての節分会には多くのご参詣をいただき、日夕香煙が絶えることはない。

また、真言寺本堂裏手には篤信者による観世音信仰として三十三観音霊場の石像が並び、山頂までの登山者、町内の安全を見守っている。5月21日に山開き、11月21日に山納め兼四国八十八ヶ所お砂踏み修行が勤修されている。