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おさらばえ

・ 大河ドラマ「べらぼう」。花魁の世界の華々しさ、切なさ。と、いつの時代も政治界とは切れぬヨドミを学ぶ。住む世界は違えど、凜とした生き方に感銘する今日この頃、ようやく春めいて参りました。暇だ散歩しかないとドロっとした人間の心の内があふれ出る日々の出来事や愚論に慣れたこの界隈。アンテナ低く、もはや地域消滅を担う優等生。残念なことに年を重ねるほど多く、悲しいかな見事に子孫に遺伝している。「こんにちわ」「ありがとう」は言えぬが、舌出しは得意な大人の多きこと。烏合の衆とはこのことか。高みを目指して、真剣に声を挙げる人も数人。真の付き合いはそれだけで良い。あとは算盤はじきの熟練達。これでは日の本も衰退するのは当たり前だろうに。そう、選択してきたのだから致し方ない。

流行だから子、孫らに負担が無いようにしたいとのこと。まずは、心も金銭面もお荷物とは感じさせない生き方を。その場凌ぎはみっともなく、気持ちよく見送られ、見送り、守り守られの人も沢山いる世の中。しかし、減ったな礼を尽す意気の有る人が。

「おまえら、馬鹿だな」「そんなもんだったか?」「おさらばえ」と梅が開花し、ほくそ笑んでいる。もう、春だ。惑わされず、ぶれずに中道を。そうお釈迦が遺ったお彼岸なり。

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