令和5年　春彼岸会

令和5年3月21日（火）10時～真言寺「春彼岸会法要」を勤修致しました。ようやく春めいて参りまして、雪融けも一層進みました。野球のワールドカップにも関わらず大勢様ご参詣いただきました。（因みに日本はメキシコに劇的な逆転勝利！）

本日は、六波羅蜜の智慧についてお話致しました。知恵の勉学、知識とは違う智慧。物事の善悪を計り、物事の裏表を観察する眼をもって、平等に普く利他を実践できることが智慧かと。なかなか難しいことですが、難しいと言うのは努力しない言い訳。本来誰もができることをお釈迦さんは説きました。春、秋と日本独特の慣習であります彼岸。つい忘れがちな当たり前の姿勢を今一度見つめ直しましょう。

今回も、行事に合わせて御檀家の野口様のキッチンカー〔ピッコロ：札幌東区〕が参りまして、五平餅を振る舞っていただけました。同時に、新潟の知僧より笹団子のご提供もあり、お経後にお一つずつ布施行をさせてもらいました。

花粉、寒暖差とお体ご留意いただき良い春をお迎え下さい。