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秋彼岸と絵解き

・9月22日(火・秋分)にて、秋彼岸会法要と共に、お大師さんを偲んで弘法大師行状図(空海の功績履歴の絵)を使い、入唐までの前半部分の絵解き会を致しました。弘法大師については、実に多くの先達の方々の書籍が多数出ておりますが、空海の足跡をご存知で無い方も多いかと思い、言葉だけでなく絵を使って(イメージを持って)、50分ほど勉強致しました。幸い眠そうな方もおらず、皆様聞き入っていただけました。坊さんの視点、一般の御檀家さんの視点、普段我々が思っている違った視点に気づかされました。三教指帰の戯曲部分、空白の7年間のミステリアスな時間など、みなさんそれぞれが思うところがあったのではないでしょうか。それは、御檀家として自分の真言宗とは何か、翻っていえば死生観にも繋がる良い勉強会であったかと思われます。また、春のお彼岸にて後半部分の絵解きをしたいと思います。

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