施餓鬼会より
令和2年夏 「大施餓鬼会」10時~12時
・ここ北海道も年々暑さが増して参りました。湿気も多くなり、温暖化を肌で感じております。本年も暑さに負けず、またコロナ禍にも関わらず多くのお檀家様と共に、餓鬼供養と先祖代々霊の送り火法要を勤修致しました。宗教離れが何か良いような風潮もありますが、さてどうでしょう。何かしらの信仰に帰依するという心の豊かさを失っては、まだまだ人間力、経験、観察が乏しいのかもしれません。それを与えてこなかった物の豊かな時代のせいかもしれません。毎年、こうして汗をかきながらお参りをする、墓を掃除するという風景は永劫であるべきものと願います。