御遷座式〔北海道八十八ヶ所霊場 第二十九番札所 ご本尊:千手観世音菩薩〕
去る十一日(水)当山本堂にて、北海道八十八ヶ所霊場の第二十九番札所公認式およびご本尊千手観世音菩薩御尊像のご遷座式法要を勤修致しました。
先だって、上川の眞弘寺様にてお迎え式を終え、本日の吉辰を卜して会長門屋僧正様より、役員の皆様ご臨席のもと公認証を拝受し、ご遷座法要を修して正式に当山が北海道八十八ヶ所霊場の第二十九番札所として発足致しました。役員皆様方にはご尽力を賜り、厚く御礼申し上げる所存です。
北海道八十八ヶ所霊場のご本尊全ては、四国八十八ヶ所霊場のご本尊と同じ尊格であり、また仏師:松本明慶師作の貴重な尊像であります。二十九番札所の当山は、「千手観世音菩薩(以下、千手観音)」がご本尊となります。真言寺としては、大日如来がご本尊、二十九番札所としては千手観音がご本尊となります。
この機縁に深く感謝し、日夕香煙絶えることなく大師信仰の護持に努めて参りたいと存じます。
なお、御朱印、納経帳類の準備は整っておりますので、皆様ぜひ御参拝下さい。北海道霊場は雪の関係もあり、5月1日~10月31日の期間と定められており、当山は午前8時~午後5時まで巡拝・御朱印対応しております。万が一、留守の場合は本堂入口にて御朱印控えがございますのでご安心下さい。
公認後、少しずつ環境整備をして参ります。不備な点があろうかと存じますが、遠慮無くお申し付け下さい。皆様の御参拝、心よりお待ちしております!