民生連絡協議会 無縁故者慰霊祭 令和6年
令和6年8月21日〈水〉10時より、当山にて無縁故者の慰霊祭ご供養を勤めさせていただきました。縁がなく誰からも看取られること無く旅立った方々の供養であります。毎夏、当山が3ヶ町村(遠軽、湧別、佐呂間)における無縁故の方々のご遺骨をお預かりし、満3年後に学田墓地に納める習慣です。昨今、合同墓というものができました。合同墓では宗教行為は一切実施できない規定です。忙しなく、墓じまいをし、税金収入としてゴミのように合同墓に入れられてしまう縁の有した仏方。無縁故者とはいえ、毎夏こうして有志がお参りし手を合わせられる状況を鑑みますと、どちらが無縁扱いなのか分かりませんね。人口減、過疎化と共に益々無縁者は増えていくことでしょう。よくよく、末期の処遇は自分と家族で計りたいものです。