春彼岸会 コロナ退散「息災安穏」護摩
・令和2年3月20日(金・春分の日・彼岸中日)10時~12時 受付9時30分~
2月の節分が過ぎ、はや3月となりました。白駒の隙を過ぎる若しと言いますが、本当に月日の経つのは早いものです。今年も春彼岸会法要を一部変更して、上記の日程にて執り行います。ご周知の通り、コロナウイルスの影響がここ北海道で猛威を奮っております。対岸の火事、と呑気な姿勢の典型的な悪い例でしょうか。島国国家の機微によるものですが、昔と今は違います。交通の手段は木船では無いのです。世界中の誰もが当たり前のように日本に来れるのです。かつて疾病が蔓延した時代は、ひたすら食事、睡眠を規則正しくとり、身の回りを清潔に保って、自分自身に強い耐性をつくり乗り越えて来ました。これも豊かさの代償でしょうか、何でも科学に頼ってしまいます。自然には自然の対処方法があるはずです。動植物はみな冬眠し黙って冬を乗り越え、春を迎えるように、我々も今はただ自然の流れに身を任せ、普段と違う環境や時間の流れの中で智慧を出し合って過ごすことが大切なのではないでしょうか。
春彼岸会は、お檀家皆さまの健康を第一に、行事を一部変更して執り行います。10~12時の間で、私1人で回向読経・ご来山者の施主名読上げ、またコロナウイルスの「疾病退散」「息災安穏」の護摩を一座勤修し、紅白もちのみ配布致します。お参りの方は、本堂内に焼香台が置いてございますので、お焼香をお願い致します。
通例のご参会者一同での読経、昼食接待はございませんので注意下さい。納骨堂は普段通り開いておりますので御参拝下さい。